雲の上 若林雅人の思考、興味、発見をつづるページです
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    毎日通る道に
    桜の老木が十本
    並んで立っている
    
    黒く太くねじれた幹に
    びっしりと苔がつき
    その時間の蓄積を
    身に纏った姿が好きで
    通るたびに
    挨拶をして撫でていた
    
    先日ふと
    その見事な木肌を
    写真に収めようと思い立ち
    カメラを携帯して
    十本の樹を全部撮影した
    
    翌日通りかかると
    桜の横に
    トラックが並んでいて
    端から順にチェーンソーで
    枝を切っている
    
    二、三日後
    背丈ほどの幹だけを残し
    一週間もしないうちに
    桜は跡形もなく消えた

     

     

     

    
    
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